人生に出逢い、学びや成長を深めあう面白さ…
このワークショップは1950年代
アメリカの心理学者 カール・ロジャースらによって
始められました。
それまで一対一で行われていたカウンセリングを
少人数のグループで行ってみたというのが始まりのようです。
治療を必要とする方のためのグループセラピーではなく
そこに集まるメンバー相互の人生に出逢い、
学びや成長を深める意味合いをもった面白い手法です。
「非構成」である場の味わい深さ…
やることといえば
そこで出逢った人と2日間 輪になって座る それだけです。
そこで話す内容は何も決まっていません。
目的や展開など意図して構成されたものがないので、
その場が生み出す出来事や自分の変化は、
とてもおもしろいと私は感じています。
自分が言葉を発せずとも、他者の言葉に耳を傾け、場を共有していることで、
自分の中の何かが動いていく感覚、場が動いていく感覚。
これは何ともいえないものです。
人と人が一緒に『場』を設定して
そこに真摯に向き合うことでできる 空間は
実に面白く味わい深いものです。
長崎、九州の方々にも体験していただけたらとの企画を、
橋本さんが快く引き受けていただき、
2014年1月の長崎相聞円坐を開催させていただきました。
今回は2回目の長崎相聞円坐。
よかったらぜひ一度、体感してみてください。
皆様にお会いできることを、楽しみにしております。
長崎相聞円座 世話人:片山健太(けんちき)